●令和5年度 入賞作品決まる  (R6.2.23)
最優秀賞 父が育てたのは私だけでは
なかった。定年から二十二年。
たくさんの同僚や部下の方達が
次々に父の棺に
感謝の言葉をかけていった。
涙が止まらなかった。

井上 秀子 (東京都 55歳)
優秀賞 お父さんには相変わらず
反抗期だけど、我が家の文化、
寝る前の挨拶とハイタッチは
仕方ないからしてあげる。
まあ、こんな機会だし
いつもありがとう。

杉本 玲 (東京都 22歳)
母と並んでテレビを見る。
本当はテレビに興味が
あるんじゃなくて
一緒に笑い合えるのが
嬉しいから見てるんだ。
これからもずっと笑い合おうね。

糟谷 理帆 (東京都 17歳)
優秀賞 お父さんが作ってくれたお弁当。
冷凍ばかりで、正直、
他人を羨んだ。
だけど、給食になってわかったよ。
俺の好きなやつ、
選んでくれていたんだね。

佐藤 慎一郎 (神奈川県 16歳)
母親になってはじめてわかった。
子どもが元気でいてくれること。
ただそれだけで親は幸せ。
それが最大の親孝行。
母の気持ちがようやく
理解できました。

今北 渚 (兵庫県 34歳)
 優秀賞 辛い、しんどいという顔を何一つしない父。
弱音をはかずに働く父の背中が
逞しく、かっこいい。
不器用な日本語で一生懸命守ってくれた母。
私も父のように背中で 語れる人になりたい。

松原 咲希 (兵庫県 18歳)
  
佳作 お墓に「ありがとう」と
刻むことを提案し、
入院中も「ありがとう」を連発し、
最後に「ありがとう」と言って
逝った母さん。
本当にたくさんありがとう。

大島 康正 (栃木県 60歳)
母は超能力者だ。
勉強をしようとしたら
ちょうど5分前に怒ってくる。
頼まれた事を思い出したときには
もう母がやっている。
この超能力者には勝てやしない。

北村 知紀 (大阪府 16歳)
佳作 冬になると母が、
ハンドクリームを優しく
塗ってくれた想い出がよみがえる。
その優しい母の手の方が
よっぽど荒れていたのに。
本当に優しい母だった。

宮山 奨 (大阪府 40歳)
親には伝えづらいが、
毎日晩ご飯の後、おいしかったと言うのが
照れくさいので、
ごちそうさまという言葉の中に
感謝と尊敬の言葉の意味を込めて
言ってます。

西島 広大 (山口県 16歳)
佳作 いつも怒られると反抗してしまうけど、
その後部屋で一人になると考える。
いつか会えなくなる日が来るのかと。
元気なうちに沢山
笑って話したい。

池根 萩多 (沖縄県 17歳)









令和5年度 「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」 募集要項 (R5.10.1更新)

応募先 〒679−1327
兵庫県多可郡多可町加美区市原125-2
市原村づくり協議会 事務局 伊藤誠
問い合わせ п@090−2047−5008 (伊藤誠)
募集内容  直接言うのはちょっと照れくさい、そんな孝行のメッセージを募集。
 この公募は、山仕事で足を失った養父にかわり、15歳から家計を支え続け、大正時代に「孝子節婦」3人の内の1人に
選ばれた女性、故・森安小春さんの不屈の精神と徳を伝えようと、市原地区の「孝行の里づくり」 の一環として、
1996(平成8)年度より実施。
 毎年、55(孝行) 作品を選び、優秀作品集を作成している。
 また、第1回より15回の優秀作品を収録した作品集を出版しており、希望者には1冊500円で限定販売を行っている。
 ご希望の方は、直接事務局までお問い合わせください。
応募規定 メッセージは70字以内とする。
はがき(官製、私製を問わない)にメッセージと住所、氏名、年齢、性別、電話番号を必ず明記。
応募点数制限はなし。ただし、1枚につき1点。
学校等でまとめて応募の場合は、応募用紙をダウンロードし、使用する。
編集の都合上、若干の加除、修正もありうる。

募集チラシはこちらからダウンロードしてください

学校用応募用紙はこちらからダウンロードしてください

【メールでの応募について】
メールの本文にメッセージを記入し、住所・氏名・年齢・性別・電話番号を必ず明記すること
(メールでの応募は1人2点まで)

アドレスは  2023koharu@koukounet.com
その他の応募規定ははがきの場合と同じとする
応募資格 問わない
最優秀賞1点   3万円(副賞 市原産こはる米 3kg袋)
優秀賞5点     1万円(副賞 市原産こはる米 3kg袋)
佳作5点      市原産こはる米 3kg
締切 2024年(令和6年)1月31日(当日消印有効)
 (メールの場合も同様とする) 
発表 2024年(令和6年)5月上旬 入賞者に通知
主催 市原村づくり協議会
後援 多可町、杉原谷郵便局、市原農会
著作権 応募作品は主催者に帰属するものといたします。
その他 ご入力された個人情報は、本件目的以外に利用することはありません。



●令和4年度 入賞作品決まる  (R5.2.25)
最優秀賞 高校時代、友達に見られるのが
恥ずかしかった私の弁当。
父が作ってくれた弁当。
隠すように食べた。
今になってそんな自分を
恥じている。心から感謝。


平野 恵子 (東京都 34歳)
優秀賞 特別じゃなくていい
平凡で当たり前の毎日の中で
小さな幸せを見つけ出せる
そんな人になってくれたら
母ちゃんの子育ては大成功!
それが一番の親孝行

若杉 麻琴 (愛知県 40歳)
父が笑うとホッとする。
父の笑顔はすごい。
私の元気の源だ。
だから、ずっと笑っていてほしい。

田村 香奈子 (北海道 15歳)
優秀賞 「バカ」も「アホ」も「頑張れ」も
「よくやったね」も、
全部同じ温かさ。
これから僕が何度も
伝える「ありがとう」も、
温かいといいな。

舟山 優也 (宮城県 27歳)
「あなたの出番っていうのが
あるからね」
探し物をしていた母が
不意に言った言葉。
娘の私は今もその言葉を
胸に人生を生きています。

堀田 有未 (埼玉県 38歳)
 優秀賞 日本語が不得意な母を恥ずかしく思っていた。「私の子をアタックしないで。」
私がいじめられた時に、
不器用な日本語で一生懸命守ってくれた母。
恥ずかしかった母の日本語が
今では大好きです。
スパシーバ、お母さん。

塚原 新奈 (広島県 17歳)
  
佳作 プレゼントもピンからキリまであるからね・・・
僕は母の誕生日にヘアピンを一つ贈った。
翌日メモが置いてあった。
”天下一ピンだわ ありがとう”
オレ、初めて笑った。頑張るよ

阿部 広海 (静岡県 22歳)
「大丈夫」
母の言葉は何も根拠が無くても
全然大丈夫じゃなくても、
不安定な私を勇気づけてくれます。
いつもありがとう。

岩田 晟奈 (福岡県 13歳)
佳作 我が家の父は鬼、母は将軍様。
でも僕の努力を認めてくれる鬼は
大黒柱で頼りになるし
僕のギャグを笑ってくれる将軍様は
心寄せ合えるありがたい存在。

宇貫 哲史 (東京都 13歳)
僕は今十三歳。まだ働いてお金を
稼ぐことができないから、
いっぱい遊んでいっぱい笑うことが
大きな大きな親孝行。

岩崎 孝太郎  (北海道 13歳)
佳作 人付き合いが苦手な父が家族のために
デイサービスに行くことに。
初日、送迎車から笑顔で
手を振る父に私も手を振った。
だけどなぜか涙が溢れてきたよ。

西村 真子 (東京都 50歳)
 
 



●令和3年度 入賞作品決まる  (R4.2.26)
最優秀賞 白い布のバッグに、マジックで「バカ」と書かれて帰宅した。
翌朝、父の文字で「サバガスキ」に変わってた。
悲しみが一瞬で消えちゃった。私の宝物。

松村 知枝 (千葉県 47歳)
優秀賞 受験の日、朝から父が居ない
手術の時も出産の時も 父は居なかった
一日中、神社で拝んでくれていた父
心配ばかりかけてゴメン
祈ってくれてありがとう

大恵 やすよ (兵庫県 38歳)
「お金よりも、物よりも、
人を大切にしなさい。」
それが母の口癖。
人も大切にするけれど、
母の愛情は一番の宝物。

中村 友俊 (愛知県 13歳)
優秀賞 ドアは開けっぱなし
電気は付けっぱなしにして歩く父。
その後を追って後片付けをするけど
たまにドジをする母。苦手なことを
補い合う二人は私の理想です。

淵野 寧々 (東京都 18歳)
「頑張れ!」と 背中を押してくれたのも
「もう頑張らなくていいよ」と
背中をさすってくれたのも
ぜんぶあなたでした。
次は私があなたを支えます。

緑川 大二郎 (福島県 22歳)
 優秀賞 「思い出すとその人の心に灯りが灯る。
 そんなお守りのような人になりなさい」
あなたのくれた言葉。
私が母の灯りになれていたら幸せです。

河野 亜紀子 (東京都 53歳)
  
佳作 父よ、母よ、自分でも甘やかされて
育ってきた自覚はあります。
でもそのお陰で人への愛情の
傾け方を知りました。こんな素敵な事を
教えてくれてありがとう。

三宅 渚月 (東京都 18歳)
「背ぇ伸びた?」六十近い息子に聞く母。
「今更伸びるかいな。そっちが縮んだんやで」
と咲い合う。何と幸せな事か。
貴方は小さくなったが大きいです。

有村 智章 (大阪府 58歳)
佳作 「やりたい事をやりなさい。」
そう言ってくれる事がどれだけ
幸福であるか、今ならわかる。
だから、私はその愛情に
応えられる人でいたいと思うのだ。

吉部 なな  (東京都 18歳)
「スマホで写真を送るのって どうするの?」
「何回も教えたろ。」
「あんたにしか聞けんのやもん」
娘は、そんな一言が嬉しい。

大塚 遥香 (静岡県 32歳)
佳作 朝昼晩機嫌良く鼻唄を歌っている母と、
ちょっと意固地で偉そうな父と、
感情の起伏が激しい私。
反りが合わなくても、尊敬を忘れた時は
一度だってない。

今江 花子 (東京都 17歳)
 
 



●令和2年度 入賞作品決まる  (R3.2.26)
最優秀賞 亡き父の言葉。
「がんばるしかない。だめだと思ったら、そこで終わりだ。
1センチでもいい。1ミリでもいい。前に進め。」
私の羅針盤である。

井口 泰子 (神奈川県 70歳)

優秀賞 幼いわたしは
笑顔の母しか知りません。
それがどれだけ偉大なことか、
大人になって知りました。

岩見 美柚  (東京都 20歳)
みやげ いらん いらん いらん
という親に何かしてあげたい子供心。
いらん いらんと言いながら
うれしそうな父にほっこり。

松本 恵美 (三重県 47歳)
優秀賞 「頑張れ。」と言ってくれる人はいるけど、
「頑張ったね。」と言ってくれるのは
お母さんだけだよ。
その言葉のおかげで、
息がしやすくなったの。

井戸 瑛子  (大阪府 32歳)
ぼくは使い走り。毎日毎日親の使い走り。
だけど、使い走りはきらいじゃない。
たよりにされてるってことだから。
これからも何かあったら任せてね。

村尾 璃斗  (鳥取県 10歳)
 優秀賞 「あなたたちが元気ならそれでいい」
と言う母。
僕たちが今も元気なのは
あなたのおかげです。
いつもありがとう。

日高 陽登  (広島県 17歳)

  
佳作 「口がへの字になっとるよ。
辛い時こそ倍笑わないかん。」
天国の母の口癖。
笑顔が人生を支えること、
今も身に染みてます。

原 浩二  (神奈川県 67歳)
入れ歯を外すとおばあちゃんにそっくりな母。
一気に老け顔になるねと笑うと怒られる。
だけど大丈夫だよ、お母さん。
私もいずれ同じ顔。

草柳 ひとみ (神奈川県 45歳)
佳作 抗がん剤より放射線より威力絶大。
不器用な母が初めて手作りした
「いびつな栗きんとん」
込められた温もりと優しさに、
前を向かせてもらいました。

長谷川 知子  (愛知県 45歳)
「楽して生きるな、楽しく生きろ」
母が何度か口にした言葉。
努力したから、今楽しい高校生活を
送れています。
感謝してるよ。ありがとう。

谷口 楓  (兵庫県 16歳)
佳作 私が悩んでいると母はいつも
「大丈夫、大丈夫!」って言う。
何の根拠があって言ってるんだろう?
って思うのに、
どうしてこんなにも安心するのかな。

石田 夏菜  (長崎県 20歳)
 
 




●令和元年度 入賞作品決まる  (R2.5.18)
最優秀賞 たまに実家に帰ると 何食べたいって?って聞くから
いつも「何でもいいよ」って言うけどさ。
本当に何でもいいんだよ。
お母さんの作ったものならね。

森 淳貴 (静岡県 30歳)

優秀賞 お仏壇の花は、杖をつき、バスに乗って
買いに行っていた父。
「綺麗だろう。この菊は」
ありし日の声が胸に迫る。
ぼくは今、父と同じバスに乗っている。

鍛冶 勝  (東京都 55歳)
年々母に似てきたと感じていた。
子供が生まれたら自分も自然と
母のようになるのだと思っていたが、
そうではなかった。
母の偉大さを実感する。

前川 早奈美 (三重県 41歳)
優秀賞 私を忘れてしまった母さん。
この卵焼きの味 覚えてる?
母さんの作る甘い卵焼きが大好きだった。
今度は、私が作るね。
そしたら又 私の事 思い出してね。

栄 直美  (愛知県 56歳)
「自分がちょっと損して
 生きるくらいがちょうどいいの」
母がよく口にする言葉。
幼かった頃の私は理解できなかった。
けれど 今なら少しわかる気がする。

安田 詩温  (埼玉県 18歳)
 優秀賞 一つ迷惑をかけたのなら、その3倍
人に良いことをしなさいと母は言いました。
私は、母にどれだけたくさんの
良いことをしたら良いのかなあ。

嶋田 莉菜  (長野県 16歳)

  
佳作 年末の掃除で見つけた、私が幼いころに
母が贈った手紙。
そこに小さく書かれた母の
「私の宝物」の文字。
私にとっては、あなたの存在が、
私の宝物です。

岡 瑞希  (大阪府 16歳)
たくさん泣いても最後は必ず笑いなさい。
笑っていれば絶対 幸せになれるから。
母からの言葉。
言われてから ずっと笑っているよ。
ありがとう 今 わたしは幸せです。

今村 楓香 (兵庫県 16歳)
佳作 おかあが ばあばになった
おとうが じいじになった
そんな記念日
想像してみた今日までの日々
ありがとう

西川 美和  (広島県 31歳)
お母さんが帰ると、私はすぐに
お母さん専用のぬいぐるみになる。
ぎゅっと抱いてもらって 
つかれを取ってあげるの。
つかれた時はいつでもぎゅっとしてね。

平松 唯華  (鳥取県 10歳)
佳作 母の父が亡くなった時、母は泣かなかった。
母の母が亡くなった時、母は泣かなかった。
母の孫が生まれた時、母は泣いた。
母の子の私は、少し嬉しかった。

桑岡 健一  (愛知県 44歳)
 
 




●平成29年度 入賞作品決まる  (H30.5.3)
最優秀賞 誰に何を言われても、一言も言い返せない母を、
弱い人だと思っていた。
違う。他人の愚痴も不満も、
すべて黙って受け止めていたんだ。
お母さんスゴイ!

倉田 久子 (愛知県 57歳)

優秀賞 何時に帰宅しても起きて待っていた父に
何も言わなかった私。今は必ず遺影の父に
「ただいま」と言う。
遺影の父は、いつも笑顔だ。

丸山 かおり (大阪府 46歳)
くつをそろえていないと
ともだちのものでもそとに
ほうりなげるパパ
おともだちみんないえでは
いわれないんだって
わたしほめられたよ
ありがとうパパ

坊垣 妙泉  (岐阜県 7歳)
優秀賞 「自慢をしてはいけない。
誇りは自分の中に持つものだ。」と、
よく父から言い聞かされました。
そんな父は私の自慢、ではなく誇りです。

岩中 幹夫  (岡山県 41歳)
うとうとと 仕事に疲れ ソファで 眠る。
いつも 知らずに掛けられている
毛布の温かさ 小さい頃から 変わらない。
安心して 眠れる 家。
お母さん ありがとう。

白石 若美  (岐阜県 49歳)
 優秀賞 おやすみや、ただいまのあいさつが
ふつうにできるのが
しあわせなこと。

井原 寧々  (東京都 12歳)

  
佳作 父は認知症で私のことは忘れた。
孫が見舞うと人名と住所だらけの
手帳を見せられた。
「大きく親父の名があったよ」と
電話で教えてくれた。涙が流れた。

荒井 茂  (東京都 63歳)
七年前の一月二日に届いた父からの年賀状
元旦に歩いてポストまで行っていたと
葬儀の日に聞いた。
元旦になると姿が浮かぶ。
天国にもポストがあるといいね。

渡辺 早苗 (兵庫県 67歳)
佳作 最期の日、呼吸も苦しい中
孫の顔見て
「名前なんやった?」と
ふざける父。
また お礼言いそびれたやん。
あなたがいたから
この子に出会えました。
今までありがとう。

難波 友美  (大阪府 37歳)
「大丈夫」何度もその言葉に救われた。
根拠も何もない母の言葉は、
何よりも私の自信になっている。
だから不安な時、心の中で
思い出しているよ。大丈夫。

竹林 沙希  (長野県 18歳)
佳作 僕の優しいオカン。僕が三十分
かけて見つけられない探し物を一
分で見つけるオカン。いつかオ
カンが物をなくすことが多くな
ったら僕が見つけてあげます。

上中 大誠  (大阪府 17歳)
       





●平成28年度 入賞作品決まる  (H29.3.22)
最優秀賞 車一杯の野菜のせ
「用事あるから来た」と言う父。
「周りにあげなさい」と言いながら
「大きいところはお前に」と。
不器用な父の優しさが嬉しい。
お父さんいつもありがとう。

桑嶋幸子 (山形県 41歳)
優秀賞
「ただいま」と言えば こだまのように
「おかえり」が聞こえる。
そんなあたりまえに 今日は
「ありがとう」をこだまさせてみる。
「ありがとう」。    

大滝 光 (東京都 14歳)

「おらの自慢は お前を生んだこと」
「あら そう」と私
救いようのない照れ屋でごめんね
世界中探し回っても
あなた以上の母親など居ないのに

涌井 和子 (新潟県 60歳)
優秀賞
母の細い字がぎっしり書かれた育児日記。
私の結婚に涙してくれた意味が
今なら分かる。
私もあなたのような母親になりたいと
お腹にそっと手をあてた

猪野 恵理 (埼玉県 33歳)

引き出し開けたら 一枚の紙きれ
何年も前にあげた「かたたたき券」だった。
一枚につき一回って書いてあるけど
大サービスで一枚につき無限回やります。

青野 千尋 (東京都 13歳)
 優秀賞
僕は母と二人暮らし。
母とはいつもいつもけんかばかりし、
うまくいかないことがほとんどだけど、
真っ向から言いたい事を言える相手は
あなただけです。
 
荒巻 諒(長野県 18歳)
   
佳作
遅くなった冬の夜、
母は玄関の外で待っていた。
体は冷えきっていた。
どれくらい待ったのだろう。
心配かけてごめん。
待っててくれてありがとう。

前澤 綾 (長野県 30歳)
母のことば、
いつも「うざい」と思ってた。
だけどいま、うざかった一瞬一瞬が宝物。
うざいことばが、
今日のわたしを作ってくれた。

太田 貴子 (香川県 41歳)
佳作 『大丈夫!』
何を聞いても、
いつも同じ返事の母。
そろそろ弱音を吐いてよ。
そろそろ俺も頼りになるよ!

松田 良弘 (大阪府 41歳)
中学の時
煙草を吸っている所を父さんに見付かって
ぶん殴られ目が覚めた
父さん 
あの時のパンチ痛かったけど感謝している

藤田 哲夫 (愛媛県 72歳)
佳作 父に感謝の作文を贈った。
素直な母はすぐ涙。
「どうも」いった父は、
布団の中で泣くだろう。
「別に」答えた私も書きながら
泣いてしまったことは内緒だ。

大西 七菜 (大阪府 18歳)
      
●総評

 「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」も、今年で21年目を迎えました。今年はどれくらい応募していただけるのだろうか不安でいっぱいでしたが、全国から1179通もの応募をいただきました。審査会の日を迎えると、会場に並びきれないほどの作品があふれ、市原区民27名による素人審査員で行いました。毎度のことながら、目を潤ませながら、1点1点目を通し、審査させていただきました。事務局をしていますと、毎日、ポストとメールに10通程の応募が届きます。それをひとつひとつ読ませていただくことで、私自身、本当に良い経験をさせていただいたと感謝しております。全国各地から応募いただいた皆さん、本当にありがとうございました。今後、入選作をひとつの冊子にまとめる編集作業を進め、4月下旬に「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ 2016」を発刊します。平成2954日に開催する交流イベント「こうこう・レンゲまつり」において、全国各地から応募いただいた作品展を開催します。お近くまで来られる機会がございましたら、お立ち寄りください。





●平成27年度 入賞作品決まる  (H28.5.1)
最優秀賞
遠くの母にこのくらいと送ったブラウス。
「ピッタリヨ」の声。
安堵する遺品を見ると
布いっぱいに縫い直して着ていたとは
「母さんゴメンね。」

水名純子 (富山県 77歳)

優秀賞
美味しいものを見ると

母さんに買って帰りたくなる。
「贅沢だ。」って
怒る顔が浮かぶけど

母さんと食べないと
おいしく無いんだよ。


紺野聡子 (岩手県 42歳)

私が、あなたの子供でよかったと
思っているくらい
あなたに、私の親でよかったと
おもってもらうのが
私の夢です。


岩中幹夫 (岡山県 39歳)
優秀賞
家業の稲作作業を手伝うたびに
「ありがとう」と父からの言葉。
それだけで 将来家業を継ぎ、
父ちゃんよりうまい米を作るぞ
という思いが強くなる
。         
櫻井 涼 (長野県 17歳)

「いつも電話くれてありがとうね。
 親孝行な息子を持って幸せだよ。」
とさらりと言う母。
まいったなあ、また電話するから
元気に電話に出てくれよ
。         

山本榮一 (埼玉県 59歳)
 優秀賞
初めて稼いだお金で両親とご飯を食べた。
「今まで食べた中で一番美味しかった」
その一言に涙が出た。
これからも頑張るから
またご飯を食べに行こうね。

お母さん ありがとう。

林聡美 (福岡県  16歳)
   
佳作
「親より先に死なないのが
 一番の親孝行」
そう父が口走った時、
はっとした。
これからは、健康も考えるよ


長畑亜由美 (大阪府 28歳)
なかなか親孝行できんで、ごめんねと言うと「バカやね。子供は生まれてきてくれた
 だけで親孝行なんよ」と母。
お母さんの子供に産まれてきて
良かった。


深江朋子 (神奈川県 21歳)
佳作 愛想の欠片もなく、ムスッと寡黙だった父。
最近そんな父とお酒を酌み交わす。
気が付けば
私が父の愚痴の聞き役になっていた。
わたしもなかなかやるじゃない


貞嶋幸枝 (静岡県 39歳)
父の墓前に立ち、墓石にひしゃくで
水をいっぱいかけてあげる。
介護中、私は父が好きだった風呂に
入れてあげられなかったのだ。
「おっとさ、ごめんよ。」


山田孝 (東京都 60歳)
佳作 「あんたが幸せなのが親孝行だよ」
そう呟く父と母。
私のために諦めた夫婦の夢
いつか叶えてあげたいな。
そして私も呟く
「二人の幸せが、娘の幸せだよ」


芳賀くるみ (神奈川県 24歳)
      
●総評

 この「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」も、今年で20年目を迎えました。毎年、今年はどれくらい応募していただけるのだろうか不安でいっぱいですが、いざ、審査会の日を迎えると、会場には並びきれないほどの作品であふれます。全国各地からこのように応募いただくことにただただ「感謝」の二文字しか思い浮かびません。
 平成25年12月21日、多可町と森安小春さんの生誕地、丹波市を結ぶ県道丹波加美線、清水坂トンネルが開通し、この道の愛称が『小春ロード』と命名されました。このトンネルを介して丹波市の葛野地区との交流、そして従来より交流を続けている神河町新田地区とを結ぶ拠点として、区民の念願であった交流施設、『市原交流会館』が、平成27年1月18日にめでたく竣工いたしました。この施設は、地域を越えた交流施設として、今後ますます重要な役割を果たしていくことと思います。今年度も、5月に開催する交流イベント「こうこう・レンゲまつり」において、全国各地から応募いただいた力作が、市原交流会館に並べられます。




●平成26年度 入賞作品決まる  (H27.5.1)
最優秀賞
「お前はよく帰ってくるな」
帰省する度に言う、嬉しそうな
父の笑顔が故郷だと感じるよ。
親孝行できるように長生きしてね。

生越寛子 (大阪府 35歳)

優秀賞
いつも父は帰りがおそい。

父のいないご飯はさみしい。
でも、朝は同じふとんにいてくれる。
とても温かくてうれしい。
ありがとう。ずっといっしょだよ。

南畝豪太 (兵庫県 9歳)

世界中で一番「ありがとう」なんて

言いそうにない親父に
「ありがとう」なんて言われてさ。
泣きそうになったじゃないか。
ルール違反だよ。そんなの。

竹内祐司 (愛知県 51歳)
優秀賞
電話でだって、
わたしの変化にすぐ気づく母。

「何年あんたのお母さんやってると
思ってるの」だってさ。

やっぱり母には敵わない。
ありがとう。         

千葉仁美 (北海道 21歳)

小学生から父と田んぼに出た私。
そのおかげでどんな困難にも
負けない今の私がある。

父ちゃん 見てくれ
あなたの田んぼは私が守る。

野口敏子 (新潟県 57歳)
 優秀賞
いつもいつも、段ボール箱ぎゅうぎゅうに
送られてくる野菜や果物。

ガムテープをはがすたびに
あなたの手の温もりを感じます。

お母さん ありがとう。

纐シ直子 (山口県 30歳)
   
佳作
ひ孫の笑い声を電話で
聞かせただけで号泣したオフクロ。
親孝行ってこんなに
簡単なことだったんだと、

俺まで目頭が熱くなったよ。

渡会克男 (千葉県 64歳)
産まれた我が子を抱き
命いっぱい大事に育てよう。
そう心に決めた。
ふと母のことが思い出された。
命のつながりに感謝。
母へ、心からありがとう。

衛藤里美 (熊本県 29歳)
佳作 娘たちを褒めてくれる母に感謝。
「一生懸命でやさしい孫たちだ」と
誰にでも自慢する母に
少しだけ恩返しが
できたような気がする。


荒田正信 (岩手県 61歳)
宝石より愛らしい花
懐石料理より庭の野菜
買い求めるより手で作る喜び
勝つことより人と繋がる温もり
あなたの教えのおかげで、今、
私の人生は豊かです。

南川亜樹子 (徳島県 36歳)
佳作 私が結婚するとき、
「幸せになるんだよ」と
送りだしてくれたお父さん、お母さん。
あなたたちのように仲睦まじく、
幸せな家庭を築くことが、
私の親孝行です。


大島みゆき (福岡県 25歳)
      
●総評

 平成25年12月21日、多可町と森安小春さんの生誕地、丹波市を結ぶ県道丹波加美線、清水坂トンネルが開通し、この道の愛称が『小春ロード』と命名されました。このトンネルを介して丹波市の葛野地区との交流、そして従来より交流を続けている神河町新田地区とを結ぶ拠点として、区民の念願であった交流施設、『市原交流会館』が、平成27年1月18日にめでたく竣工いたしました。この施設は、地域を越えた交流施設として、今後ますます重要な役割を果たしていくことと思います。そんな中、例年開催されている交流イベント「こうこう・レンゲまつり」ですが、今年もちょっとてれくさい孝行のメッセージ展が森安こはるさんとご縁のある丹波市や神河町の皆様を招待して盛大に行われました。全国各地から応募いただいた力作1,541点が、新築なった交流会館に並べられました。

 応募作品は、全国47都道府県全てから寄せられ、海外からも3点の応募がありました。また、高等学校、中学校、そして小学校から団体としての応募もあり、学校教育の中で、授業の一環として取り組んでいただいていることに敬意を表します。審査は、地元住民が、新築なった交流会館に集まり、1枚1枚丁寧に読みながら付箋を貼っていくという方法で
行いました。素人審査員ではありますが、作品に描かれる情景に思いをはせながら素人ならではの感覚で選びました。

              

      


●平成25年度 入賞作品決まる  (H26.5.1)
最優秀賞
母は、私のために泣いてくれる。
そのたび私はむねがしめつけられる。
だから私は母の笑っている顔が一番好きだ。
いつもいっしょにいてくれてありがとう。

眞鍋彩佳 多可町 小学5年生

優秀賞 欲しいものは?」と聞くと
「なーんもないよ、家族が元気で
今が一番幸せだもん」と言う。
又もらっちゃた、母の愛。
どうやって返せばいいのかなあ。

宮崎みちる 千葉県 46歳

炊事・洗濯・掃除に子守(まごもり)
暇さえあれば、畑の草引き
あなたはいつ休むんですか
両手のあかぎれが痛々しくて
見てらんないよ!
たまにはゆっくり休みませんか

斉藤悟 兵庫県 45歳
優秀賞
私、お父さんのちょっとこわいけど
めっちゃノリがいいところと、
お母さんのちょっと天然なところが大好き
この二人の子どもで最高に良かった〜

山本和奏 多可町 小学六年生

おこられた時、いつも私が悪いのに、
いつもそっとひざにのせてくれることで
気持ちがおちつくよ。
私の気持ちを読みとるお母さん、
大好きだよ。

笹倉綾乃 多可町 小学六年生
佳作
私がいじめられた時、
ママとパパがいつもその話を聞いて
みかたになってくれた。うれしかった。
明日、あの子と遊ぶゆう気が出た。
ママパパ、ありがとう

まじま りこ 多可町 小学三年生
親孝行。
今までその意味を感じられていなかった。
今は、私にとって、
家族の前で笑顔でいられるのが
親孝行なのかなと感じられるよ。

水野晴楓 丹波市 小学五年生
佳作 お母さん、やっぱりお母さんが
作るごはんが一番だよ。
お父さん、
いつもやさしくしてくれてありがとう。
私は家族ですごす時間が一番好きだよ。

井村阿香 多可町 小学五年生
いい人生。それがぼくの親孝行。
お母さんやお父さんに迷惑をかけない。
なるべく自分でできる事は、自分でする。
お母さんを安心させるのが
ぼくの親孝行

服部颯也 多可町 小学五年生
佳作 いつもかげで働いているお父さん。
そんなお父さん ぼくは大好きだよ。
ぼくも大人になったら
こんなお父さんになりたい。
これからもガンバレお父さん

畑田和希 多可町 小学五年生
      
●総評

 平成25年12月21日、多可町と丹波市を結ぶ県道丹波加美線が開通し、この道の愛称が『小春ロード』と命名されました。 そこで平成25年度のちょっと照れくさい孝行のメッセージは、地元町内(兵庫県多可郡多可町)の小中学生と森安こはるさん生誕の地(兵庫県丹波市かどの地区)の小中学生の作品を中心に募集をしたところ多くの作品が集まりました。
 また、平成26年度、市原区の念願であった公会堂の建て替えが決定し、市原交流会館として新しく生まれ変わることとなりました。例年行なわれている「市原孝行れんげまつり」には、最優秀賞、優秀賞、佳作など入選55点と応募された全作品が展示されました。ちょっとてれくさい孝行のメッセージ展が森安こはるさんご縁のある丹波市や神河町の皆様を招待して盛大に行われました。
 作品には、現代の子どものイメージする「孝行」が子どもらしくストレートに表現されたものが多く、日頃の感謝の思いや将来に向けての前向きな思いを感じさせる作品ばかりでした。

             

     



●平成24年度 入賞作品決まる  (H25.2.24)
最優秀賞
お母さん、私を思っておこってくれてありがとう。
おこられてる時はムカつくけど
その後は何度も反省したことがあるよ。
おこってくれる人がいて幸せです。

宮城県 菊地さん 11歳 女性

優秀賞 【東日本復興支援賞】

「お母さんに似てるね。」
とってもうれしい一言。
あなたのようになりたいと
思うようになりました。
いつまでも尊敬する人NO.1です。
ありがとう。

東京都 安部さん 28歳 女性
  
 母の爪を切っていると、とても硬い。
若い頃、田舎で農作業に
励んだせいだよ語る。
九十三歳。あとどれだけ、
一緒に暮らせる?
定年して数年、残る日々を共に大切に。

埼玉県 小泉さん 62歳 男性
優秀賞
両親の背中を見ているだけで、
何があってもあきらめず
頑張ろうって気持ちになる。
一緒にいるだけで笑顔になる。
そんな存在を大切にするよ。

宮城県  三浦さん 11歳 女性

2人の事がキライな時があった。
今、息子達にそう思われ悲しい。
でも、2人に教えられた。
誰もが通る道で、やがて愛しさに
変わる事を。

三重県 増田さん 45歳 女性
佳作 病院にフラリと寄ると、手を上げる。
遠い日の事、覚えていても、
先刻の事は、忘れてる。
それでもいいよ。親だもの。
それでも許すよ。母サンだもの。

福岡県 上田さん  42歳 男性
私がかぜをひいた時
お父さんが作ってくれるぞうすいは
すごくおいしいよ。
これからも作ってね。

宮城県 亀井さん 12歳 女性
佳作 母をしらず、「おかあさん」と一度も
言わずに育った私が
初めて「おかあさん」と言ったのは妻です。
母の愛を知らぬ私に母の愛を
教えてくれました。
「おかあさん」有難う。

神奈川県 板野さん 68歳 男性
お父さん、いつも部活で応援してくれて
ありがとう。
友達の前だとはずかしくて
つめたくあたっちゃってごめんね。
でも本当は大好きだよ、お父さん。

宮城県 渡辺さん 14歳 女性
佳作 「俺、親孝行できてないよな」と呟く俺。
「あなたの産声が最初の親孝行よ」
と言ってくれた母。
笑顔で頷く父。
二人も子供に産まれて
本当に幸せだよ!

東京都 河野さん 30歳 男性
      
●総評
  平成24年度のちょっと照れくさい孝行のメッセージの審査が
  平成25年1月24日(日)、公会堂で行われました。

  今年は公会堂の建て替えも近いということで、
  森安こはるさんご縁のある丹波市や神河町も招待して、行いました。
  もちろん、地元村民の素人審査員も健在。特に小中学生をはじめ
  老若男女、多くの方にお集まりいただきました。

  応募総数は1433通。
  例年より、多くなりました。特に、宮城県の山元町の小中学校が
  町をあげて、取り組んで下さり、アップにつながりました。感謝です。
  テーブルいっぱいに並んだ作品を  ひとつひとつ丁寧に見ていきました。
  気に入ったものに付箋を貼っていき、一次審査・二次審査と少しずつ絞られていきます。
  最終審査ではおよそ、100通ほどになり、
  市原方式の碁石を置いていくスタイルで審査しました。
  審査の模様はブログで詳しく載せています。

             

        



●平成23年度 入賞作品決まる  (H24.3.8)
最優秀賞
「よう来たネ」「はよ帰れ」いつもの口癖
「帰るよ」言うと、「もう帰るのか」
嬉しくて、心配で、寂しくて
この頃分かる 母の気持ち。
ありがとう いつまでも聞かせてネ!
その口癖

茨城県 荒木さん 54歳 女性

優秀賞 伝えたいことは山ほどあるけれど、
「照れ」という若さが邪魔をします。
だから、
面と向かって孝行できるまで
ちゃんと長生きしてね、母さん

千葉県 村上さん 28歳 男性
「子は親の鏡。
でも鏡は先には笑わない。
まず親が笑顔で過ごす事が大事」
そう諭してくれたお母さん。
天国で見てくれていますか?
私の今日の笑顔を。

愛知県 長谷川さん 36歳 女性
優秀賞 100才になった母のために
100文字の母の詩を書いて贈ります
耳の遠い母のために
大声で読みますが
書いた本人は照れくさいので
耳栓をして読みます

兵庫県県 たまきさん 72歳 男性
よく、「私はダメなお母さんだね。」って
言ってるけど、
私はそんなお母さんが大好きなんだよ

兵庫県 徳平さん 12歳 女性
優秀賞 しわしわの手ですね。
でも、その手はずっと
食べると健康になる魔法を
かけつづけてくれました。
お母さん、私もその魔法
使わせてもらいます。

沖縄県  やのさん 46歳 女性

   
佳作 白髪ふえたね。
そう言うと、
幸せの数だけ増えたんだぁと母。
苦労かけたね・・・。
今度は全力で私が支えてあげるから。

福島県 竹内さん  42歳 女性
お父さん似って言われるの、
嫌いだった私が、
今では父親譲りの性格なのよって
自分で言ってる。
遅くなったけれど、ありがとう。
本当に。

東京都 岸さん 39歳 女性
佳作 「お母さんには内緒だよ」
こっそり小遣いをくれる父。
でも使えません。
汗水たらしたお金と知っているから。
父のために使う日まで
神棚に置いておきます。

東京都 増田さん 43歳 女性
宅急便代で買えるのに
手作り野菜を送ってくれて有難う。
父さんの隠し味、
美味しかったよ。

大阪府 後藤さん 34歳 男性
佳作 試合で負けた。
絶対泣かなかった。
家に帰って、「頑張ったね」と言ってくれた。
泣いてしまった。
何も言わず背中を叩いてくれた母の
優しさが大好きです。

兵庫県 大川さん 16歳 女性
     
●総評
  平成23年度 ちょっと照れくさい孝行のメッセージの審査が
  このほど、公会堂で行われました。

  昨年は15回目ということもあり、町長さんや教育長さん、地元小中学校の校長先生など
  招待して、行いました。また、市原にご縁がある宮川大助さんにも来ていただきました。
  今回は、原点にもどり、村民だけの素人審査員で行いました。
  平日の審査にもかかわらず、老若男女、多くの方にお集まりいただきました。

  応募総数は1349通。
  例年より、少なめですが、テーブルいっぱいに並んだ作品を
  ひとつひとつ丁寧に見ていきました。気に入ったものに付箋を貼っていき
  一次審査・二次審査と少しずつ絞られていきます。
  最終審査ではおよそ、100通ほどになり、
  市原方式の碁石を置いていくスタイルに変わっていきます。

  小学校や中学校、高校などで国語や道徳の授業に取り入れられているものが
  数多くみられました。また、海外からも数点の応募がありました。

              




●平成22年度 入賞作品決まる  (H23.2.27)
最優秀賞 帰省して戻るとき、
いつまでも見送らないで下さい。
ちいさくなって消えてしまうのが
耐えられません。
でも、ありがとう。お母さん。

千葉県 叶さん 52歳 男

優秀賞 【宮川大助賞】
冬の車いすの操作で冷えた手を
さすってくれたおかん。
おかんの手は冷たかったけど温かかったよ。
今度はおかんの手を僕が
さすれるようになりたいよ

兵庫県 福本さん 38歳 男
「運動会ぐらい見に来いよ!」
子供の頃、
単身赴任の親父をひどく罵った。
そんな私が
単身赴任して分かったこと。
親父が一番
見に来たかったんだよな

神奈川県 西巻さん 28歳 男
優秀賞 【町長賞】
喜寿に両親に贈った旅行券。
「今さら」と照れる父に
「行きたいわ」と無邪気な母。
「気をつけて」と見送る私に
手を振る二人の初々しさを忘れない。

新潟県 坂井さん 44歳 女
「何もしてあげられなかったね」
泣きながら言ったら
「毎日顔、見せてくれたじゃないの」
笑顔で答えてくれた
天国に届け!
「大好きだよ、ママ」

石川県 曽谷さん 38歳 女
優秀賞 父母は引き算を知らなかった
子へ足し算ばかりしてくれた
子は足し算を知らなかった
父母へ引き算ばかり繰り返した
今、足し算をしたいが二人はいない

神奈川県  浦上さん 78歳 男
   
佳作 「どちらさん」と言われても
毎日会いに来ます。お母さん。
親不孝なあなたの息子です。
動かないあなたの手になれたら
それだけでいいのです。お母さん。

青森県 平野さん  68歳 男
あなた方の血をしっかりと受け継いで
貧乏なのには参るけど
愛情だけはたくさんくれてありがとう
すまないが
お金で孝行はできそうもない
愛情だけで堪忍な

東京都 荒木さん 44歳 男
佳作 「いっぱいがんばらなくっていい」
どんな事にも
その一言を言ってくれる母
他のお母さんと違うんだと
最近知ったの
母の子で良かったよ
生きるの楽だもの

千葉県 野さん 13歳 女
反抗ばかりしてたのに
好きになった人は父にそっくり。
父と夫が本当の親子に間違われるほど。
私に大きな愛をくれるところが一緒な。
私、とても幸せです。

三重県 村林さん 37歳 女
佳作 お父さん。
あなたへの孝行は、残高が多すぎるため
ローンを組みました。
「時々思い出して感謝。
母の介護。墓参りにはカップ酒」
返済期間は一生です。

神奈川県 朝山さん 54歳 女
     
●総評
  平成22年度 ちょっと照れくさい孝行のメッセージの審査が
  このほど、公会堂で行われました。

  今回は15回目ということで地元の村民に加え
  町長さんや教育長さん、地元小中学校の校長先生など
  ご招待して、行いました。

  また、秋の日役でお出会いした宮川大助さんに
  メッセージをいただこうとお手紙を出したところ、
  スケジュールが空いたということで
  特別審査員として、飛び入り参加されました。


  今年も涙を誘うものや感動するものなど
  深イイ話がずらりと並びました。

  総数1811通。
  中学校や高校などで国語の授業に取り入れられているものが
  数多くみられ、主催者としてはうれしい限りです。

      




●平成21年度 入賞作品決まる  (H22.2.21)
最優秀賞 「だいっきらい!」
困らせ続けた反抗期。
今では早く家に帰りたくて、
早く「おかえり」が聞きたい。
お嫁に行くけど、
もう少しこの家の子でいさせて。

静岡県 岩崎さん 31歳

優秀賞 『よそはよそ、うちはうち!』って
小さい頃よく母さんに言われたよね。
だから今「こんな事まで悪いね」なんて
言わずに、『うちはうち』で孝行させて!

宮城県 中武さん 51歳
「ありがとう」
という言葉はすごい。
人を幸せにする。
写真の前ではなく
天国にいるあなたに
直接伝えておきたかった。

東京都 黒瀬さん 21歳
優秀賞 笑顔がお父さんに似てるねって
声がお母さんに似てるねって
よく言われる
いつも照れ笑いしかできないけれど
今度言われたら「はい」って胸を張ろう

埼玉県 川嶋さん 38歳
「信じてたのに」といわれたら
その言葉が悲しくて
涙がとまらなかった。
それはお母さんも同じだよね。
だから、僕はもうあなたを
うらぎりません。

静岡県 杉田さん 15歳
優秀賞 「何すれば親孝行って言える?」
「そうだなあ。
お前が幸せそうにしててくれたら。」
じゃあ、ずっとずっと元気でいないとね。
お父さんお母さん。

東京都  小澤さん 17歳
   
佳作 おかんへ
笑って見送ってくれたけど、
病室で握手した手が泣いていた
必ず大きくなって帰るから
それまで元気でいてな 約束やで

インド 杉本さん  22歳
感謝していない訳じゃない。
照れてるだけです。
本当にありがとう、
父さん母さん。

兵庫県 磯山さん 19歳
佳作 障害があるので一人では歩けないぼくと
いつも手をつないで
歩いてくれるお父さん、ありがとう
お父さんの手って、
大きくてあったかくて安心だよ。

群馬県 宮下さん 13歳
家に帰り,
「次はいつ来ようかな。」と言ったら,
母さんが悲しそうな顔をして,
「来るじゃあない。帰るでしょ。」と一言。
母さんのいる所が僕の故郷。

広島県 岡田さん 27歳
佳作 「あんたの好きなボタモチが
作ってあげられんようになってしもうて
ごめんなあ」と92歳の母がポツリと言った。
胸が一杯で何も言えなかった。
おじいちゃんありがとう。

千葉県 長坂さん 71歳
     
●総評
  平成21年度 ちょっと照れくさい孝行のメッセージの審査がこのほど、公会堂で行われました。
  審査は地元の市原の村民だけで行われました。

  今年も涙を誘うものや感動するものなど
  深イイ話がずらりと並びました。

  総数1533通。
  ハガキによる応募は年々減ってはいますが
  逆に中学校や高校による学校単位の応募やメールによる応募が増えています。
  特に中高校の国語の授業に取り入れられているものが
  数多くみられ、主催者としてはうれしい限りです。





●孝行のメッセージ 入賞作を収めた小冊子を限定販売中
冊子の概要 平成20年度の孝行のメッセージ 入賞作55点を収録した小冊子です
発売数量 限定100冊
価格 送料込み 300円(メール便で発送予定)
支払い方法 銀行振込(後払いOK)
(申し訳ありませんが、振込手数料はご負担下さい)
購入方法 希望冊数、住所、氏名、電話番号をご記入の上、
shop@koukounet.com までメールでお申し込み下さい。
メール受信後、発送いたします。
(もちろん、発送した旨のメールも送信いたします)
迅速な対応を心がけておりますが、お時間をいただく場合もございます





●平成20年度 入賞作品決まる  (H21.2.28)
最優秀賞 一万円札で送っても
きっともったいないって言って使わないだろうから
全部千円札で送るからね。
毎日少しずつ、好きな物を買ってほしい。

東京都 佐々木さん 31歳

優秀賞 子供の頃いつも母に叱られた。
毎日、大きな声で怒られた。
なのに最近、施設へ行くと
「あなたはどなた?」
なんて言う。
また、大きな声で怒鳴ってよ。

福岡県 柳本さん 49歳
「大切なものは足でふまないでね。」って
お母さんが言ったから
ぼくはお母さんのかげをふめなくなったよ。
かげもお母さんだと思うととっても大切だよ

新潟県 坂井さん 8歳
優秀賞 歩いていくよ。どんな長い暗い道も。
寂しくても寒くもないさ。
父さんに押された背と母さんに引かれた手の
ぬくもりがあっためてくれるもの。

静岡県 安藤さん 48歳
バックミラーの中で
小さくなっていく母に姿が 涙でぼやけていく。
何度経験しても別れは辛い。
そろそろ一緒に暮らしませんか?

兵庫県 池田さん 48歳
優秀賞 お父さん。
頭は少し寒いけど、心はとっても温かい。
抜けた毛の数だけ、
家族への愛情なんだと感じます。

兵庫県 小林さん 15歳
   
佳作 誕生日には、命がけで汗して
この世に送り出してくれたお母さんに
「お礼をいう日」ですよね。
「お母さん、産んでくれて
 本当にありがとう」。

大阪府 中西さん (59歳)
認知症の父さん、こちらで少し休憩さ。
家族のこと忘れても、
また「初めまして」から始めよう。
あせることないよ。
人生は鈍行がいい、それが一番だよ。

佐賀県 吉村さん (50歳)
佳作 自分が家庭を持った今、
なかなか孝行ができません。
だからせめて、私が親からもらったものを
子供に返そうと思います。
最高の愛情をもらったから。

ハンガリー 齋藤さん (38歳)
母さんは、死んだ父さんを迎えに行くんだね。
会いたくて、会いたくて、
家で待っていられないんだ。
徘徊してどこが悪い。
これが本当の夫婦だ。

埼玉県 清水さん (62歳)
佳作 毎日家に届くおじいちゃんからのお米。
つやつやしててすごくおいしい。
毎日必ず一粒も残さず食べさせてもらってる。
おじいちゃんありがとう。

大阪府 後藤さん (15歳)
     
●総評
  今年度の応募総数は2,125点。
  締め切り一週間前で1,000通に足りず、どうなるものか心配していましたが
  最後の一週間でたくさんの応募をいただきました。
  今年も遠くアメリカやカナダに加え、オーストラリア・ハンガリーからの応募もありました。
  また、日本へ来られている台湾からの留学生からもありました。
  外国人からの応募はおそらく初めてではないでしょうか。

  今年はポスターを作成し、近隣の小中学校へ応募を呼びかけました。
  これを受けて、学校の授業に取り入れて、応募していただいている学校も増えてきています。
   
  審査も例年通り、村人による素人審査員で行いました。毎度のことながら、目を潤ませながら、
  1点1点目を通し、審査させていただきました。入賞作品は上記11点の他、孝行にちなんで合計55点を
  選びました。この55点は小冊子にして、販売もする予定です。





●平成19年度 入賞作品決まる  (H20.3.14)
最優秀賞 ちょっと照れくさい孝行のメッセージなんて
なかなか口に出して言えない
「ふたりの娘で良かったと」
愛情たっぷりの手話で言いたい。

千葉県 松丸さん(49歳)
優秀賞 親孝行ってどんなことをするのかな。
いろいろなことを手伝うことなのかな。
今は何が親孝行か分からないけど、
ぼくもきっと親孝行していると思うな。

鳥取県 渡邉さん(11歳)
バス停に毎晩迎えに来てくれた。
雨でも雪でも一度も欠かさず
夜道を一緒に歩いてくれたお父さん。
恥ずかしかったけど、
あの時間が大好きだった。

三重県 梶畠さん(24歳)
優秀賞 教科書通りに作るより、
母の味をまねた料理が口に合う。
離れて分かる 愛しい「おふくろの味」

新潟県 六鹿さん(29歳)
水が欲しかろうと水をやり
うまく育ってくれよと語りかける
腰を曲げての畑仕事。
お日様、どうか父の体を
やさしくあっためてあげて下さい。

大阪府 平岡さん(49歳)
優秀賞 好きでここの家の子供になった訳じゃない。
そんな風に考えてた時もあったっけ。
でも義父さんと義母さんに会わなかったら
今の私はきっと居なかったよ。

北海道 中川さん(55歳)
   
佳作 母さんへ

「うちはうち、よそはよそ」
結局、母さんは自分らしさを
大事にしてたんやね

茨城県 杉井さん(13歳)
たまにはメッセージ下さい
僕のケータイに。
いつでもつながってますから、
天国の父さん母さんに。

静岡県 安藤さん(46歳)
佳作 学校で習ったよ。出産は命がけだってこと。
お母さんはぼくを生むとき、頑張ったんだね。
お母さん、誕生日ありがとう。
命がけの命、一生大切にするよ。

新潟県 坂井さん(10歳)
勉強が嫌いで逃げまわっていたが、
今年九十三歳で子供がえりした母と
小学二年生用の国語を
楽しんでいる六十七歳のボク。
ありがたいね!母ちゃん。

長崎県 小田さん(67歳)
佳作 「無言実行」
無口なお父さん
何を言うでもなく
何を言われたわけでもなく
家族の思うことをやってくれる
もっと言いたいこと言っていいよ
せめて「有言実行」で

愛媛県 山崎さん(32歳)
     
●総評
   今年度の応募総数はほぼ、昨年並みの2354点。新たにメールでの応募も取り入れ400通を
  超える応募がありました。また、遠くアメリカやカナダからの応募もありました。
   うれしい悲鳴をあげているところです。

   はがき応募 1084通
   メール応募   424通
   小学校応募    57通(2校 団体応募)
   中学校応募  192通(9校 団体応募)
   高校応募    597通(9校 団体応募)

   これをみても分かるように学校の授業に取り入れて、応募していただいていることは我々にとっても
  うれしい限りです。国語の授業の教材になっているんですね。

   審査していて目についたのが、絵手紙風のはがきです。みなさん、いろいろ工夫されているのですね。
   審査も例年通り、村人による素人審査員で行いました。毎度のことながら、目を潤ませながら、
  1点1点目を通し、審査させていただきました。入賞作品は上記11点の他、孝行にちなんで合計55点を
  選びました。この55点は小冊子にして、販売もする予定です。



   今回、残念ながら賞には入りませんでしたが難病と闘う児童からの応募があり、
   特別にここに紹介させてください。

   お母さんへ
   いつも学校の送り迎えをしてくれる。家の仕事も大変そう。
   ぼくが代わってあげたいけど、それができない。
   だから、せめて心でありがとうを言おう。


    以下、応募下さった担任の先生からの言葉です。
    審査の対象にはなさらないと知りつつも、一筆加えさせて頂きますことをご了承下さい。
    この児童(現在5年生)は、筋ジストロフィーという難病を患っており、4年生の8月までは何とか
    自力歩行が出来ていたのですが、9月から突如歩けなくなり車椅子での生活になってしまいました。
    現在ようやく車椅子での生活に慣れてきたものの、この先いつまで生きることができるのか
    わからないという厳しい現実の中で、日々生活しています。
     本人は、そのことを自覚しつつ、また自覚しているからこそ、やりきれない思いを思春期という時期も
    重なってか、親への反発という形でとっています。
     その彼に、この度貴委員会の詩への応募を呼びかけたところ、今回の詩が生まれました。




●平成18年度 入賞作品決まる
最優秀賞 そろそろ誰かのためでなく
自分のために生きてみてはどうですか。
いつもより少しだけ明るい色の口紅がきっと似合うと思う。

群馬県 中野さん(38歳)
優秀賞 お寺の境内までの坂道を
老いた母をおぶって上がる。
ぼくは、母の、その軽さに愕然とする。
風に飛ばされないよう、
ギュッと、腕に力を込める。

大阪府 清崎さん(47歳)
だんだん親と顔がにてきた。
たまにいやだと思うけど
実は少し気に入っている。

兵庫県 足立さん(9歳)
優秀賞 「出て行け」と言われ出て行った私を
一晩中探し、見つけた朝に泣いた父。
入院先のベッドに丸まる父の寝顔が
あの時に重なる。
お父さん、早く帰ってきて。

兵庫県 北本さん(32歳)
仕事で汚れた手を
みんなから汚いと言われてきた!
母が私を見ていった。
「苦労した綺麗な手」
それ以来私は強くなれた。
この強さで支えていきたい。

和歌山県 奥川さん(37歳)
優秀賞 父が再婚したいと言った時
中三の僕は「嫌だ嫌だ」と叫んだ。
男手一つで頑張る父にむごいことを言った。
言葉の消しゴムを持ってあの時に戻りたい。

佐賀県 吉村さん(49歳)
   
佳作 辛い時に
そっと差し伸べる母の手を払いのけ、
迷った時に
ぽんと背を押す父の手に気付かない
振りをして、今まで私は生きてきた。
本当は大好きなんだ。

北海道 堀江さん(16歳)
母さん、その重荷をすべて私に下さい。
そしてどうか笑って下さい。
今まで育てて貰ったお礼です。
それにきっとその荷物は、
私のせいもあると思うから。

茨城県 田口さん(30歳)
佳作 母が笑うとホッとする。
母の笑顔はすばらしい。私の元気の素だ。
だから、いつも笑みを絶やさずにいて。

東京都 小松さん(14歳)
私には何も言わないくせに。
いつも黙ってるくせに。
進学校の先生に聞いた、父の言葉。
「娘のためなら、何でもします。」
ずるいよ。お父さん。

長野県 佐野さん(18歳)
佳作 「こんなことくらいしかできんでごめんな」
それがお父さんの口ぐせ。
「こんなこと」ちゃうぞ。
私からしたら、「そんなことまでしてくれてありがとう」やで

兵庫県 木原さん(   歳)
     




●平成17年度 入賞作品決まる
最優秀賞 年を感じる母の手と、
いないはずの父のぬくもりを感じて、
今のわたしがここにいる。
次はわたしのこの手で、
愛しい母を支えていこう。

静岡県 新藤さん(18歳)
優秀賞 僕の今のしあわせ、両替機に入れたら、
きっと数え切れない程の
お母さんの苦労が、コインになって
出てくるんだろうね。
ピッカピカに磨いて贈るからね。

岩手県 佐々木さん(46歳)
優秀賞 ズボンの右のポッケに
お母さんの愛情があります。
左のポッケには
お父さんの励ましがあります。
そして、胸のポッケには思い出があります。
ありがとう。

千葉県 小田中さん(54歳)
優秀賞 うちのお父さんは人の嫌がること
全部引き受けて、
文句ひとつ言わんといつも笑っとる。
ええ男やろ。そやけどやっぱり、
面と向かって言われへんわ。

大阪府 北さん(28歳)
優秀賞 独立した私に、父から葉書が届いた。
「何があっても助けに行かない」
消印がなかった。
父さん、今度はノックして。
カップ麺しかないけどご馳走するよ。

大阪府 佐古さん(30歳)
優秀賞 今、宅急便で届いたねぎを切っています。          
「親孝行はおまえが幸せになることや。」
お母ちゃんの言葉を噛みしめていたら
急に青ねぎが目に染みました。

奈良県 中川さん(41歳)



「ちょっとてれくさい孝行のメッセージ」発刊
 
 わたしたち市原地区が、1996年度から地区の総力を挙げて取り組んできた「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」の全国公募が、ついに日の目を見ました。みなさんもご存じのように、この7月に家の光協会から単行本として、発刊されたのです。推薦文はあの吉本興業の木村政雄常務が書いてくださいました。これも、わたしたち市原地区の取り組みが広く認められたからだろうと思います。全面的にバックアップしてくださった加美町長をはじめ、町当局にも感謝したいと思います。 (孝行の里通信から抜粋)


読み進むうちに自然と
 目頭が熱くなります

 10作品読めば・・・・・・・・・涙が浮かびます
 50作品読めば・・・・・・・・・孝行について考えます
 全作品読み終わって・・・・あなたが変わります

 
●なかしんふるさと賞受賞
 中兵庫信用金庫が仕事や社会活動を通じ、地域に貢献されている方々に送られる第4回
なかしんふるさと賞を受賞しました。
【功績】
 「集落単位の名物づくり」の一環として市原地区では平成8年から毎年孝女・小春にちなみ
「孝行の里」作りを進めている。全国から「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」の題で公募し、
2,700通の中から55点を選び、作品集を発行。地域振興につなげておられる。

 
●トピックス
・平成14年9月8日付、神戸三宮ジュンク堂 週間グッドセラー第4位に登場。
・平成14年8月24日付、神戸三宮ジュンク堂 週間ベストセラー第4位に登場。

▲▼お読みになった方々からぞくぞくと反響が来ております▲▼
◆早速送付してくださいましてまことにありがとうございます。
次第に薄れつつある道徳心をよみがえらせる契機にきっとなることを信じます。
                                        山口県 男性
◆早々に送っていただきましてありがとうございます。すぐに読ませてもらって感動しております。
これからも加美町の心温まる企画がありましたら少しでも参加したい気持ちでいっぱいです。
ほんとにありがとうございました。
                                        青森県 女性
◆作品の一つ一つを読みながら、晩酌で一杯やるのを楽しみに、
働きに働いて私達4人の子どもを育ててくれた、明治37年生れの亡父を懐かしく思い出しました。
又、飜って子や孫に対して良き父であり良き祖父であるかを考え併せてくれた一冊でもありました。
この盆には、亡き父母の墓前に額ずき改めて感謝の念いを捧げたいと考えています。
                                         八千代町 男性
「父さん楽しみはないの? 無口な父は一言 ”おまえらが楽しみだ” 涙が出た。」福岡県32歳男性

夫と同じパチンコ、ゴルフ、競馬、車の運転、何もしない。孫も「じーちゃん」の一言が生きがい、
思わず涙が出た。
                                          神戸市 女性
そうした読者の反響から全国各地のラジオ局でも取り上げられています。
 山陰放送(鳥取県)
 山形放送(山形県)
 中部日本放送(愛知県)
 西日本放送(香川県)
 ほか
初版はほぼ完売、増版予定。
近日、韓国語バージョンも発売が予定されています。
 

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